トム・サイクス
投稿日: 2018年9月25日
Digitimes経由のEconomic Daily Newsによると、 Appleは、iPhone XRの50～60%を生産する予定だったPegatronが製造目標の達成に苦戦し続けているため、まもなく発売されるiPhone XRの生産計画を 変更せざるを得なくなったという。
報道によると、Appleは現在、プレミアムモデルのiPhone XSとiPhone XS Maxの主要製造元であるFoxconnに目を向け、当初Pegatronに委託していた事業をFoxconnに提供しようとしているという。Digitimesによると、 AppleはFoxconnがOLED搭載のiPhone XSとiPhone XS Maxに注力できるよう、iPhone XRの生産をPegatronに委託したいと考えていたという。
現在、ペガトロンはiPhone XRの注文の30％以下しか受け取っていないと見られており、これは台湾企業にとって大きな打撃となっている。
報道によると、アップルは最近、iPhone XRの受注のうちペガトロン向けの比率を30％以下に減らし、一方でフォックスコン向けの比率を大幅に増やした。また、ペガトロンの生産は中国工場における予想より低い歩留まり率と人員不足の影響を受けていると付け加えた。
iPhone XRはAppleのより安価なiPhoneモデルであるにもかかわらず、LCDを使用したほぼエッジツーエッジのディスプレイを実現するために必要なディスプレイ技術が比較的新しいため、部品サプライヤーが需要に応え、提供する製品の精度を確保するのに苦労しており、Appleが新たに発表した3つのデバイスの中では最も製造が難しいiPhoneモデルだと考えられています。
Appleは10月19日より、カラフルな新型iPhone XR全6モデルの予約注文を開始し、翌週の10月26日に正式発売する。iPhone XRの価格は、64GBストレージモデルが749ドル、128GBモデルが799ドル、256GBモデルが899ドルとなる。
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トム・サイクス
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