COVIDsafeアプリのソースコードが公開されました | The Apple Post

COVIDsafeアプリのソースコードが公開されました | The Apple Post
COVIDsafeアプリのソースコードが公開されました | The Apple Post

ネイサン・シンプソン 投稿日: 2020年10月5日



オーストラリア政府は、 オーストラリア居住者向けの新型コロナウイルス追跡アプリ「COVIDSafe」のコードを公開しました。保健省のデジタル変革庁が開発したこのアプリは、公開から2週間強で、公開初日の夜に100万回ダウンロードされました

コードは、開発者がコードを共有・構築するための人気ツールであるGitHubで共有されており、iOS版Android版のアプリそれぞれに別々のリポジトリが用意されている。どちらのリポジトリも、新たに設立されたCOVIDSafe GitHub組織によって公開されており、保健省、デジタル変革庁、あるいはアプリを開発した開発者のいずれにもリンクされていない。

2つのリポジトリにはそれぞれ、「COVIDSafe コード バージョン 1.1」というタイトルの「コミット」、つまりスナップショットが1つだけあります。つまり、これらのリポジトリは製品開発者が使用する作業用リポジトリではなく、コードを一般公開する目的でのみ使用されています。

iOS アプリは Swift プログラミング言語を使用して Xcode で作成され、Android アプリは Kotlin を使用して Android Studio で作成されました。

コードが公開されていることで、開発者はアプリの仕組みを理解し、潜在的なプライバシーやセキュリティ上の脆弱性を発見することができます。しかし、一部の開発者はそれ以上の発見をしているようで、あるRedditユーザーが、アプリのオーストラリアの州リストからタスマニア州が抜け落ちていることを指摘しました。

Apple独自のCOVID-19追跡機能とAPIはiOS 13.5のベータビルドで確認されており、近日中に一般公開されると予想されています。

以下のリンクを使用して、GitHub からソースコードをダウンロードできます。

  • https://github.com/AU-COVIDSafe
  • https://github.com/AU-COVIDSafe/mobile-ios
  • https://github.com/AU-COVIDSafe/mobile-android

著者

ネイサン・シンプソン

ネイサンはオーストラリアのシドニーを拠点とするウェブ/アプリデザイナー兼開発者です。ウェブ、iOS、その他のモバイルプラットフォーム向けの世界クラスのアプリ開発に携わってきました。Appleに触発されてデザイン業界に足を踏み入れたネイサンは、The Apple Postのチームに加わることに興奮しています。


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