トム・サイクス
投稿日: 2023年8月1日
ブルームバーグのマーク・ガーマン氏の報道によると、Appleは当初iOS 17、iPadOS 17、macOS 14に搭載する予定だった機能の一部を縮小し、代わりに次期複合現実ヘッドセットに注力するとのことだ。同氏は、開発者が新しいAR/MRウェアラブル向けの「xrOSオペレーティングシステム」に注力するため、新しいアップデートでは「当初の計画よりも大きな変更は少なくなる」と示唆している。
ガーマン氏は日曜発行の週刊ニュースレター「Power On」で、「AppleがxrOSオペレーティングシステムに注力したこと、そしてiOS 16の不具合により、次期iPhoneおよびiPadの主要ソフトウェアアップデートであるiOS 17とiPadOS 17の一部新機能が犠牲になった」と述べている。「コードネーム「Dawn」のソフトウェアは、当初の計画よりも大きな変更点が少ない可能性がある。コードネーム「Sunburst」のmacOS 14も同様だ」
同レポートの中で、ガーマン氏は、Appleが1月に予定していた新型AR/MRヘッドセットの発表が延期されたと示唆し、同ヘッドセットは6月に開催される年次世界開発者会議に先立ち、今春発表される予定だと伝えている。
このレポートでは、iOS 17、iPadOS 17、macOS 14から何が削除されたとされているのか、また今年後半に発表されるアップデートに何が期待できるのかについては深く掘り下げられていないが、ガーマン氏は、Apple社内のソフトウェアエンジニアリングの焦点は、秋に予定されているリリースに向けて製品の準備を整えるために、今後発売予定のAR/VRヘッドセットに重点的に置かれていると述べている。
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トム・サイクス
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