トム・サイクス
投稿日: 2021年9月2日
英国議会議員らは、ブレグジット後の経済活性化とパンデミックによる雇用喪失への対策として、英国政府に対し、iPhoneメーカーの噂の新型自動運転電気自動車の生産を英国内に持ち込む入札にアップル社にアプローチするよう求めている。
テレグラフは 今週、保守党議員のジェームズ・サザーランド氏のコメントを掲載した。同議員は同紙に対し、英国がアップルカーを製造するのは「考えるまでもない」ことであり、英国政府は生産契約の入札を通じて同車の国内製造を可能にする措置を講じるべきだと語った。
保守党議員ニック・フレッチャー氏も同報告書の中で、英国での自動車生産は「環境に貢献しながら経済成長を促進する新しい革新的な産業との連携」への道を開くだろうと述べている。
アップルは、米国ジョージア州の起亜自動車の工場で同社初の自動運転電気自動車の生産を開始することを検討していると報じられているが、現代自動車とその子会社である起亜自動車との交渉は決裂したと理解されており、英国は、自動車業界への第一歩を踏み出すアップルにサービスを提供する機会と見ているようだ。
過去には英国政府が国内にギガファクトリーを建設するためにテスラにアプローチしたが、最終的にはドイツに敗れた。
ここ数ヶ月、Appleの極秘プロジェクト「プロジェクト・タイタン」に関する報道が急増している。この車両は、航続距離の延長と優れた充電レベルを実現する「次世代」バッテリーを搭載するとされている。Appleは近年、テスラを含むライバル企業から多くの幹部や元エンジニアを雇用し、Apple Carの実用化に取り組んでいる。また、元Appleデザイン責任者のジョナサン・アイブ氏は、2019年に退社するまで、長らく噂されていたAppleの自動運転車の設計に携わっていたとされている。
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トム・サイクス
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