トム・サイクス
投稿日: 2017年1月31日
英国国防省(MoD)はBTグループと提携し、軍人らが「機密」および「慎重な取り扱いを要する」情報を安全かつ確実に話し合えるよう、iPhoneの「軍用グレード」バージョンを設計している。
BTの防衛担当技術ビジネスマネージャー、スティーブ・バン氏はテック・リパブリックの取材に対し、「我々は彼ら(国防省)と非常に緊密に協力し、いわゆる『デュアルペルソナデバイス』を開発してきた」と語った。
報道によると、当初国防省はサムスン製のNote 4端末を支給していたが、セキュリティが「十分ではない」と判断され、両社は代替端末を探したという。バン氏はNote 4の開発は「順調に進んでいた」と述べ、「しかし、開発とテストを重ねるにつれて、関連するセキュリティが十分ではないと判断され、iPhoneに移行した」と語った。
BTの広報担当者は、「国防省は特定の端末や技術ベンダーのデュアルペルソナ技術の適合性についていかなる見解も表明しておらず、さまざまなデバイスの試作を行っていることを明確にしたい」と述べた。
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トム・サイクス
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