トム・サイクス
投稿日: 2023年3月6日
インド政府は、アップルのサプライヤーであるフォックスコンがインド南部のカルナタカ州に新しいiPhone工場を間もなく開設し、インド国内で5万人の新規雇用を生み出すと発表した。
ロイター通信によると、フォックスコンは2023年7月1日までに新しいiPhone工場の鍵を受け取り、2024年4月に生産を開始する予定だ。
フォックスコンは新工場で年間2000万台のiPhoneを生産するという目標を設定したと報じられている。
アップルは近年インドでの製造活動を拡大しており、同国ではiPhone 14のほか、iPhone 13やiPhone SEなど一部の旧モデルのiPhoneも少量生産している。
これまでの報道では、アップルは2025年までにインドでiPhone全台の25%を生産することを目指しており、その主な推進力は米中間の貿易摩擦にあるとされている。
こうした圧力にもかかわらず、今年初め、アップルはインドでの iPhone 生産の品質に失望しており、クパチーノの同社はインドでの iPhone 生産の拡大にあたり、品質基準を満たさないためにケースの 50 % が拒否されるなど、いくつかの障害に直面していると報じられた。
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トム・サイクス
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