英国の慈善団体がAppleの「吃音」絵文字提案を批判 | The Apple Post

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英国の慈善団体がAppleの「吃音」絵文字提案を批判 | The Apple Post

トム・サイクス 投稿日: 2021年6月7日



英国の慈善団体STAMMAは、iPhoneとiPadでユーザーが「吃音」という単語を入力すると、Appleの「ふらついた顔」の絵文字が自動提案されるという「屈辱的で有害な」絵文字の提案についてAppleを激しく非難した。

英国吃音協会(STAMMA)は、アップルの絵文字提案について何百ものメッセージを受け取ったと報告している。そのメッセージでは、「ふらふらした顔」が吃音を冗談として扱っていることに例えられ、言語障害を汚名を着せており、同慈善団体は、人々が自分の発音について恥ずかしい思いをする原因になりかねないと述べている。

STAMMAは木曜日に共有した記事の中で、iPhone 5s、7、SE、11、XR、12 Pro Max、iPadに表示されることがわかった提案についてAppleに連絡し、すべてのデバイスでこの考えなしの「めまい顔」の提案が表示されるわけではないと報告したと述べている。

皆さんの多くは、私たちが「吃音」という言葉と、Apple デバイスの絵文字「ふらふら顔」との関連性を調査していることをご存知でしょう。📱

何百人もの会員から連絡をいただいています。今こそ行動を起こす時です。プレスリリースは https://t.co/xqBUFvVxtu でご覧ください。pic.twitter.com/b8ipXEE181

— STAMMA (@stammer) 2021年7月6日

STAMMAは、この絵文字の影響を受けたユーザーからオンラインで寄せられたメッセージの一部を共有した。

「吃音で入力すると、スマホにこれが表示される!これは障害者差別だ。吃音のある人は、うまくいかない時に表情を変えることがあるが、これはまるでそれを真似しているみたいだ」とある人は言った。「Appleにはこのことに気づいて謝罪してほしい」

別のユーザーは、「Facebook、メール、WhatsApp、iMessageなど、試したすべてのアプリでこの問題が発生しました。本当に恐ろしいです。解決できることを願っています」とコメントしました。

STAMMAは、Appleへの苦情はケースID 101412774805として記録されており、誰でも自身の苦情でこの番号を参照するよう呼びかけている。


著者

トム・サイクス


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