アップルはクアルコムのチップに代わるセルラーモデムを開発中、とブルームバーグが主張 | The Apple Post

アップルはクアルコムのチップに代わるセルラーモデムを開発中、とブルームバーグが主張 | The Apple Post
アップルはクアルコムのチップに代わるセルラーモデムを開発中、とブルームバーグが主張 | The Apple Post

トム・サイクス 投稿日: 2020年12月13日



ブルームバーグの報道によると、アップルは将来のデバイスでクアルコムのチップを置き換えるため、独自の社内製セルラーモデムの開発に取り組んでいる。

Appleのハードウェア技術担当上級副社長ジョニー・スルージ氏は、今年初めから進行中の計画について話し合うため、Appleの従業員とのタウンホールミーティングを開催したと報じられている。

今年、当社初の内蔵セルラーモデムの開発に着手しました。これにより、新たな重要な戦略的転換が可能になります」と彼は述べました。「このような長期的な戦略的投資は、当社の製品開発を加速させ、将来に向けた革新的な技術の豊富なパイプラインを確保する上で極めて重要です。」

昨年、 Appleが10億ドルでIntelのスマートフォンモデム事業を買収して以来、同社が自社製モデムの開発を検討しているという噂が流れている。この買収では、Intelの技術者2,200人が、同社の知的財産、4Gおよび5Gの特許ポートフォリオ、設備、リースとともにAppleに移籍した。

アップルは昨年、クアルコムとの注目を集めた特許使用料紛争で和解に達し、両社はすべての訴訟を取り下げることで合意した。アップルはクアルコムが自社のモデムや特許の使用に対して法外な料金を要求していると主張し、クアルコムはアップルが自社の技術を有利に利用しようと法制度を利用していると主張していた。

アップルは自社製の携帯電話モデムを導入することで、クアルコムのライセンス料がかからないことから製品の製造コストを削減できるほか、自社のデバイスでの通話やインターネット接続を支える技術をより強力に管理できるようになる。


著者

トム・サイクス


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