トム・サイクス
投稿日: 2023年11月12日
Appleは中国製造への依存をさらに減らすため、2024年発売のiPhone 16向けにバッテリーサプライヤーに対し、インドでの生産増強を促していると報じられています。インドでの生産拡大には課題が山積しているものの、Appleは単一供給元への依存を軽減するため、中国以外の製造拠点への多様化に引き続き注力しています。Financial Timesによると、この戦略にはバッテリーサプライヤーにも同様の対応を促すことが含まれるとのことです。
この報告書は、この計画に詳しい3人の非公開の情報筋からの情報を引用し、中国のDesay社のようなメーカーに対し、インドに新工場を設立するよう促す取り組みを強調している。さらに、台湾のSimplo Technology社は、インドにおける既存の生産能力の増強を促されている。
「iPhone 16のバッテリー供給が計画通りに成功すれば、AppleはiPhoneバッテリー製造業務のさらなるインドへの移転を計画している」と情報筋の1人が明らかにした。
これまでの報道では、アップルは2025年までにiPhone全体の25%をインドで生産することを目指しており、その主な原動力は米国と中国の貿易摩擦だと示唆されていた。
こうした圧力にもかかわらず、今年初め、アップルはインドでの iPhone 生産の品質に失望しており、クパチーノの同社はインドでの iPhone 生産の拡大にあたり、品質基準を満たさないためにケースの 50 % が拒否されるなど、いくつかの障害に直面していると報じられた。
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トム・サイクス
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