トム・サイクス
投稿日: 2016年12月20日
ウォール・ストリート・ジャーナルは、インド政府高官2人が、Apple社がインド国内での生産拡大について協議中で、財政的インセンティブを求めているほか、世界で2番目に人口の多いこの国の顧客向けにApple社が公式小売店を開設することで合意していると発表したと報じた。
WSJの報道は、Appleの主要製造パートナーの1社であるFoxconnがインドに100億ドル規模のiPhone製造工場を建設する協議を開始した直後に発表されたが、今のところAppleもFoxconnもこの施設の提案についてはコメントしておらず、工場が建設されるかどうかは不明だ。
WSJ の 報道によれば、Appleは具体的な計画を策定したという。
クパチーノの企業は先月、政府に宛てた書簡で計画の概要を示し、事業推進のための財政的インセンティブを求めたと、当局者はウォール・ストリート・ジャーナル紙に語った。貿易省の高官らはここ数週間、この問題について協議するため会合を開いていた。
インド政府当局はアップルの提案を検討し、その要請を考慮したと言われている。
著者
トム・サイクス
今話題の