トム・サイクス
投稿日: 2016年12月20日
ブルームバーグの報道によると、Appleは、より大型で長持ちするバッテリーと金色の筐体を備えたMacBook Proのプロトタイプや、iPhoneのライトニングケーブル用のポートを備えた改良型MacBookを製造したと言われているが、テストされた両方のバージョンはデザインスタジオから出ることはなかった。
事情に詳しい関係者によると、今年予定されていたMacBook Proの発売を前に、新型バッテリーが重要なテストに不合格となった。発売を延期して重要なホリデーシーズンを逃すリスクを冒すよりも、Appleは旧設計に戻すことを決定した。
この変更には他のチームのエンジニアを動員して作業を完了させる必要があり、他のMacの作業が停滞したと関係者は語った。新しいノートパソコンはバッテリー性能において画期的な飛躍的向上を示さず、ソフトウェアのバグによりバッテリー残量が誤って表示されていた。
このニュースは、デスクトップMacの全ラインアップにアップデートがないことから疑念が浮上し始めた後、Appleのティム・クック氏が同社が新しいデスクトップMacハードウェアを導入する計画があると述べた際にリークされた。ブルームバーグの報道では、2016年後期型MacBook Proが、このポータブルパワーハウスのバッテリー寿命に大きな改善がないまま発売された理由について、12月初旬には1回の充電で3~6時間しか持たないと主張する人もいたことに対する疑問に答えている。先週macOS 10.12.2にアップデートした後、バッテリー寿命が向上したと主張するユーザーもいたが、AppleはArs Technicaに対し 、アップデートには具体的なバッテリー寿命の改善は含まれていないことを「繰り返し強く」述べた 。
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トム・サイクス
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