コロナウイルスの影響で中国でiPadの売上が増加 | The Apple Post

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コロナウイルスの影響で隔離された国民が在宅勤務するようになり、中国ではiPadの売上が伸びている

トム・サイクス 投稿日: 2020年2月25日



Digitimes の報道によると、中国ではコロナウイルスの感染拡大により隔離された国民の多くが自宅で仕事や勉強をしているため、iPad の需要が全国的に急増しているという。

同サイトは月曜日に公開した新しい記事の中で、より多くの国民が引き続き自宅にとどまるにつれて、国内でのタブレットの需要が急速に増加しており、一部の小売業者はパンデミックに乗じて利益を上げるために電子機器の価格を値上げしていると主張している。

中国では多くの実店舗が閉鎖されているため、買い物客はeコマースプラットフォームに流れ込んでいる。Digitimesによると、これらのプラットフォームでは在庫が不足し、価格が上昇しているという。「プラットフォームでは現在、32GBと128GBの10.2インチiPadがそれぞれ1台あたり2,499元(355.5米ドル)、3,099元で販売されており、これはAppleストアで販売されている同機種の価格よりも200元と100元高い」とDigitimesは報じている。

中国全土でのiPadモデルの予想外の需要増加は今のところAppleに利益をもたらしているかもしれないが、同社の中国サプライチェーンのうちフル稼働に戻ったのはまだ約50%に過ぎず、多くの小売店がiPadを在庫切れと表示し、最終的に顧客に競合製品の購入を迫っている。

アップルは今月初め、供給制約と中国での全体的な販売実績の低迷により、1-3月期の売上高ガイダンスを達成できない見込みだと明らかにし、630億ドルから670億ドルの範囲を期待していた第2四半期の売上高予想を撤回し、その規模の下限にも達しないと見込んでいると述べた。

同社は、中国での生産停止を引き起こしている進行中のコロナウイルスの影響を軽減するため、AirPods、Apple Watch、iPadの生産の一部を中国から台湾に移転すると言われている。


著者

トム・サイクス


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