トム・サイクス
投稿日: 2016年11月19日
日本のウェブサイト「日経アジア評論」 の報道によると、アップルの主要製造パートナーの一社であるフォックスコンは、 6月にアップルのCEOティム・クック氏と協議した後、複数の生産施設を米国に移転することを検討しているようだ。
報道によると、アップルはフォックスコンとライバルサプライヤーのペガトロンの両社に、中国国外でのiPhone製造を検討するよう要請したが、米国での製造コストは中国に比べて必然的に高くなるという考えから、フォックスコンだけがこの提案を検討する意向を示し、ティム・クック氏の招待に水を差したという。
「アップルは6月、iPhone組み立てメーカーのフォックスコンとペガトロンの両社に対し、米国でのiPhone製造を検討するよう要請した」と情報筋は述べた。「フォックスコンはこれに応じたが、ペガトロンはコストを懸念してそのような計画の策定を拒否した。」
iPhone 5c 生産中。
ティム・クック氏は以前、インタビューで中国での生産の「技術」に対する称賛を述べており、Appleの生産コストの上昇が米国への工場移転を阻むものではないと付け加えた。
中国は製造業に非常に力を入れました。私たちが職業技能と呼ぶ類のものです。アメリカは時とともに、職業技能をそれほど多く持たなくなっていきました。つまり、アメリカの工具・金型メーカーを全部集めて、私たちが今座っている部屋に詰め込めば、おそらく全てが揃うでしょう。中国では、サッカー場が複数必要になるでしょう。
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トム・サイクス
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