Apple Post
投稿日: 2019年6月28日
アップルは昨日、最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏が今年後半に同社を退社し、自身の独立したデザイン事務所を設立し、アップルをその主要顧客の一つとすると発表した。
アイブ氏の退任により、長年アップルのデザイナーとしてアップルウォッチ、iPod、iPhone、iPad、MacBookなどの製品を担当してきた同氏は、デザインチームリーダーである工業デザイン担当副社長のエバンス・ハンキー氏とヒューマンインターフェースデザイン担当副社長のアラン・ダイ氏に職務を引き継ぐことになる。ダイ氏は今後、アップルの最高執行責任者(COO)であるジェフ・ウィリアムズ氏に報告することになる。
ブルームバーグの報道によると、ジョニーは過去4年間で徐々にアップルでの職務から離れ、デザインチームの会議はサンフランシスコで行われ、アイブ氏の通勤時間を減らすためであり、アイブ氏は週に数回しかアップル本社に出勤していないと主張している。
ブルームバーグはさらに、アップルの従業員は、昨日発表された組織再編はデザイン面でアップルが優位性を失うもう一つの兆候ではないかと懸念していると伝えている。
人事異動について話す権限がないため、匿名を条件に取材に応じた関係者の一人によると、これは長い時間をかけて準備されてきたという。彼はAppleに25年以上在籍しており、非常に過酷な仕事だ。Appleでの25年間は彼にとって極めて緊張感に満ちたものであり、誰にとってもペースを落とすべき時が来ているという。
報道によると、ジョニーはここ数年、故郷のロンドンに頻繁に出入りしている姿が目撃されており、 2015年に同僚にデザインの責任をさらに委譲すると発表された後、 2017年にアップルのデザイン部門の完全な管理権を取り戻したのが目撃されている にもかかわらず、ブルームバーグは、アイブ氏が管理権を取り戻してもあまり変化はなく、ジョニーはアップルと距離を置き続けたと主張している。
ジョニー・アイブ | Apple
アイブ氏は、初代Apple Watchの発売当時のインタビューで、「ひどく疲れている」と語っていた。
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