トム・サイクス
投稿日: 2017年4月24日
Apple関連情報で最も正確で信頼できるアナリストの一人であるKGI証券のアナリスト、ミン・チー・クオ氏によると、待望のiPhone 8は、アジアからの報道とは反対に9月に発売される予定だが、生産の遅れにより同スマートフォンは「深刻な」在庫不足に見舞われると言われている。
クオ氏の今日のレポートでは、iPhone 8は発売後に入手困難になるものの、iPhone 8が期待通りの性能であれば、この遅れが「実際の需要を損なうことはない」と述べ、この端末を手に入れたい人は2018年第1四半期まで待たされる可能性があると付け加えた。
この「深刻な」在庫切れは、カスタマイズされたOLEDパネル、新しい10ナノメートルA11プロセッサ、まったく新しい3Dタッチモジュール、基板のようなプリント回路基板、3Dセンシングなど、数多くのアップグレードによるデバイスの複雑な製造プロセスの結果である。
OLED搭載iPhoneの生産開始は、10~11月(従来は例年通り8~9月と予測されていた)に延期される可能性がある。しかしながら、3Dセンシングなどの新機能が優れたユーザーエクスペリエンスを提供できれば、一時的な供給不足は実需を圧迫せず、需要は2018年上半期まで延期される可能性がある。その場合、2017年第2四半期後半に始まるOLED搭載iPhoneの貢献は、関連サプライヤーにとって3~6ヶ月程度遅れる可能性がある。
先週、The Apple Postは、Appleの有力リーク情報源であるソニー・ディクソン氏が、垂直に配置されたデュアルレンズカメラ、背面のTouch IDセンサー、そしてこれまで推測されていたガラス製の背面ではなくアルミニウム製の筐体を示すiPhone 8の設計図と思われるものを共有したと報じた。
iPhone 8は新たな方向に向かっているようだ pic.twitter.com/mG19bcDYiC
— ソニー・ディクソン(@SonnyDickson)2017年4月19日
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