ティモシー・フィリップス
投稿日: 2016年1月10日
建設開始から約3年、新しい宇宙船型建物「Apple Campus 2」の内部に明かりが灯り始めたようです。いつものように、同社の進捗状況を示すドローン撮影による新しい動画が公開されています。ある動画では、リング状の建物の外側に明かりが灯っているのが確認できます。また、動画では現場の建設用クレーンが減っていることも指摘されており、建設工事が間もなく完了し、電気工事と景観整備に移行することが示唆されています。
キャンパス中央にある水景の基礎部分も新たに追加されたようです。周囲の庭園は未だ手つかずのままですが、池とその周囲の岩や緑地の輪郭は見えてきました。この動画では、宇宙船のような建物の外にある7つのキャンパスカフェのうちの1つをご覧いただけます。
2本目のドローン映像では、地下講堂の様子がより鮮明に映し出されているようです。おそらくAppleは、この場所で将来の製品とサービスを発表する予定なのでしょう。この映像では、メインビルの屋根が40%完成していると推定されていることが分かります。これには、数百枚、あるいは数千枚のソーラーパネルの設置も含まれます。巨大な駐車場の外には、燃料電池や発電機などが並んでいる様子も映っています。
宇宙船キャンパスは、280万平方フィートのオフィススペース、176エーカーのキャンパス、独立したオンサイトR&D(研究開発)施設、従業員向けの10万平方フィートのフィットネスセンター、地下に1,000席の「アップルシアター」講堂を備え、100%再生可能エネルギーで稼働する予定です。プロジェクトは2016年末までに完了し、従業員は2017年初頭に移転する予定です。
著者
ティモシー・フィリップス
Twitterの@itstimothyp
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