トム・サイクス
投稿日: 2022年6月7日
Appleは本日、iOS 16、iPadOS 16、macOS Venturaで今秋登場する「ロックダウンモード」を発表した。これは、国家の支援を受けた傭兵スパイウェアを開発する民間企業などによる最も高度なデジタル脅威の標的となる可能性のあるユーザーを保護するための「極限の」セキュリティを提供する。
Apple によれば、ロックダウンモードは「デジタルセキュリティに対する深刻で標的を絞った脅威」に直面しているごく少数のユーザー向けに作られたもので、デバイスの防御力を強化し、特定の機能を厳しく制限する強力なオプションの保護機能であり、高度に標的を絞った傭兵スパイウェアに悪用される可能性のある攻撃対象領域を大幅に削減します。
ロックダウンモードを有効にすると、画像以外のほとんどのメッセージ添付ファイルがブロックされます。メッセージアプリ内のリンクプレビューなどの一部の機能は無効になり、ユーザーが以前に発信者に通話またはリクエストを送信していない場合は、FaceTime通話を含む招待やサービスリクエストの受信がブロックされます。iPhoneがロックされている間は、コンピュータやアクセサリとの有線接続がブロックされ、デバイスはモバイルデバイス管理(MDM)に登録できなくなります。
Appleは、今後もロックダウンモードを強化し、新たな保護機能を追加していくとしている。
著者
トム・サイクス
今話題の
あなたも好きかもしれません